1920年

ニューエラキャップ社の創始者であるエルハルド・コックは自身のアメリカ生活の出発地でもあるバッファロー市のジェネシー通りにニューエラキャップ社を設立。 ニューエラキャップ社は、当時流行していた8枚はぎのスタイルを取り入れ、「アイビー・リーグ」や「ギャッツビー」として知られるようになるファッション帽を世に送り出し、男性用の帽子市場に参入をはたした。「ギャッツビー」は上質のウール素材を100%使用し、男性のスーツファッションにマッチすることから、お洒落な男性の間で人気が出た。
1930年〜1940年代 「ギャッツビー」の流行が終焉し、アメリカで大人気の娯楽である野球の成長とともに、スポーツ用品とユニフォームを供給する個人ブランドとして、ベースボールキャップの製造を開始。
1940年

エルハルドは自社ブランドで直接メジャーリーグやマイナーリーグにキャップを販売することを決意。 エルハルドの一人息子、ニューエラキャップ社の2代目になったハロルドは、さまざまなカラーのキャップを作るためにオフホワイトのウールを購入し、それをハロルドの妻のマリオン・コックが染めていった。こうして、ニューエラキャップ社はこれまでにないカラーのキャップを誕生させた。発明家でもあるハロルドは、現在では「プロ」や「トップ・ステッチ」として知られる「ノー・ロール・ステッチ」製法を開発。また、それまでは革製が当たり前だった汗止めバンド部分を改良し、綿布を使用した汗止めバンドを開発。彼のアイディアによって、ニューエラキャップ社は常に業界の頂点に立つ存在となる。
1954年 エルハルドは68歳で生涯を終える。その後、ニューエラキャップ社は帽子業界で業界基準となる「59FIFTY」を開発。「ブルックリン・スタイル」としても知られる「59FIFTY」は、メジャーリーグ用のキャップとして開発された。上質な100%ウーステッド・ウールで丁寧に仕上げられており、プレイヤー達に大変親しまれた。発表から50周年を迎えた今日でも、「59FIFTY」は世界中で誰もが認める最高品質のキャップであり続けている。
1960年代初頭
ニューエラキャップ社は2番目となる製造工場をニューヨークのダービーに置いた。ここが「59FIFTY」専用の工場となる。
一方でバッファローの工場ではアジャスタブルタイプの製品を始める。
1972年
 ハロルドの一人息子であるデイヴィッドが、約20年の在職を経て社長に就任。そして同年、デイヴィッドの妻のバレリー・コックが、秘書と財務の仕事を担当することになり。やがて彼女はマーケティング部門やデザイン部門で、カタログコピーを書いたり、ロゴのデザインや刺繍の管理も手がけるようになる。
1982年 ハロルド・コックが他界。その後、デイヴィッドの単独経営のもとで、ニューエラキャップ社は事業の拡張を始め、帽子業界のトップリーダー的な存在となる。
1991年 ニューエラキャップ社は球場で着用されるキャップの共同専売権を獲得。同年、メジャーリーグと共同で、すべての「オーセンティック・コレクション」(以前は「ダイアモンド・コレクション」と呼ばれていた)のキャップの後ろ側に、MLBのロゴであるバッターのシルエットを入れた。ニューエラキャップ社は、クラブマークとMLBマークを「オーセンティック・コレクション」のキャップの外側だけに入れることによって、独自ブランドを確立したいというメジャーリーグの戦略に協力した。
1992年 エルハルド・コックのひ孫であるクリストファーが社長に就任し、デイビットはCEOの地位に就いた。クリストファーの指示のもと、ニューエラキャップ社は新しいコーポレート・アイデンティティを開拓するため、ブランド確立の試みを開始。
1994年 ニューエラキャップ社は「オーセンティック・コレクション」の国際的な製造元、販売元、そしてマーケティングを担当することになった。
2002年後半 デイビット・コックが他界。クリストファーがCEOとなった。後継者としての重責を担ったクリストファーは、ニューエラキャップ社を、市場で通用するプレミアム・ブランドとして、公式製品とその他製品を提供する業界の世界的リーダーにする、というビジョンを実現すべく、本格的に活動を始める。
2003年6月 ニューエラ社はヨーロッパへ進出。過去80年間、ニューエラキャップ社は最高の品質を誇る製品を市場に送り続け、ブランド名で認知される唯一の公式ライセンスを持つキャップを作った。ニューエラキャップ社はニューヨーク州西部の400の家庭に職場を提供している。今日ではカナダやヨーロッパにオフィスを構え、世界中のファンに製品を届ける国際的な企業へと成長。そしてニューエラキャップ社は、例えばアクションスポーツ用、スポーツファン用、女性用、子供用、アーバンスタイル、カントリースタイル、企業用、パフォーマンス用など、さまざまな市場とニーズに向けて、世界中どこにもないような、自分の個性やスタイルを表現できる製品を作り続けている。

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